自殺総合対策部長
森野 嘉郎 Yoshio MORINO

​ 弁護士。社会福祉法人いのちの電話(東京いのちの電話)理事(2006~2016)、同理事長(2010~2016)。一社)日本いのちの電話連盟(FIND)事務局長兼常務理事(2015~2019)、同常務理事(2019~)。NPO法人メンタルケア協議会(JAM)理事(2017~)。


 FINDでは、2016年から「フリーダイヤル自殺予防いのちの電話」の受信状況の改善に取り組み、通話着信率50%以上、対人着信率90%以上を達成。JAMでは、東京都LINE相談のSV(スーパーバイズ)、自殺未遂者等の支援に関わっています。
弁護士としては、長年にわたり、少年事件、薬物依存症者、LGBT、様々な精神的・心理的問題を抱えた方々の支援や地域社会福祉活動などに取り組んできました。


 様々な分野で個別の支援に取り組んできましたが、いのち支える自殺対策推進センターの一員として「自殺対策」という切り口で社会の仕組自体を変えていく政策提言ができることに大きな魅力を感じています。


 これまでの活動の中で出会った人達の中で、自殺あるいは自らの意に沿わない「無念の死」を迎えられた方や、生きづらさを抱えつつも懸命に生きている方々のことは常に思い出されます。「自殺に追い込まれない社会」を実現していくための取り組みは、自殺を減らすだけでなく、その周辺にある「無念の死」を減らすことにもつながるであろうし、単に生命を維持するだけでなく、それぞれが生きる意味のある人生を全うできるような社会を作ることでもあると思います。これまで自分が関わってきた様々な活動で培われた現場感覚と、組織や制度の運営者としての活動を、具体的な自殺対策に結実させていきたいと思います。