​地域連携推進部長
大月 良則 Yoshinori OHTSUKI

 長野県出身。大学卒業後、長野県庁に入庁し、2005年スペシャルオリンピックス冬季世界大会事務局長や国際担当部長、健康福祉部長等を歴任しました。英国の地方自治体で1年間先進的な行政運営を学ぶ経験も得ました。健康福祉部長としては、長野県の自殺対策、生活保護、ひきこもり、介護、医療等を所管。特に、未成年の自殺率が高い長野県において、子どもの自殺を防ぐため、長野県「子どもの自殺ゼロ」を目指す戦略を策定しました。全国の都道府県で初めて、教育委員会と連携して、学校で対応困難なケースへの支援・介入を行うべく多職種の専門家で構成する「子どもの自殺危機対応チーム」を設置し、県としての自殺対策モデル事業にも取り組みました。これをはじめ、申請主義でなく一歩前へと人に寄りそう行政サービスの提供を目指してきました。


 新型コロナウイルス感染症の影響により、我々のくらし方、社会のあり様が大きく変わり始めています。同時に、日本、特に地方では、人口減少社会と超高齢社会が同時並行で進展し、高齢単身世帯、高齢夫婦のみの世帯が増加し、社会的な孤独が深刻化しています。このような時代や社会の大きな転換点にあって、地方自治体の出身者として、現場で日々支援活動に取り組んでいる地方自治体や全国の民間団体の皆様の苦労、悩みにも寄りそいながら、そして我々の活動の先には「人のいのちやくらしがあること」を常に胸に刻みながら、自殺対策に取り組んでいく所存です。皆様とともに、自殺対策をたゆまず推進していくことで、ぬくもりのある、生き心地の良い地域づくりに取り組んでいく決意です。