センター長
本橋 豊 Yutaka MOTOHASHI

 医学部を卒業し医師としての資格を得た後、大学院にて公衆衛生学を専攻し学位を取得しました。また、内科医や産業医としての研鑽も深め、臨床の経験や現場の実情を踏まえた公衆衛生学研究を進めてきました。自殺予防に関する研究は大学院で研究を開始した頃から関心を持って進めてきましたが、1996年に秋田大学に赴任後、地域における自殺対策に本格的に取り組み始めました。そして、メンタルヘルスの観点からの自殺対策とともに、社会経済的要因を考慮した自殺対策の重要性についても情報発信してきました。地域においては、人びとの社会の互助と信頼といったソーシャル・キャピタルが自殺対策において重要であることも公衆衛生学的研究から明らかにしてきました。2016年からは自殺総合対策推進センター(JSSC)のセンター長として、地域自殺実態プロファイルや地域自殺対策政策パッケージを開発し、地域における自殺対策推進に役立てるように努力してきました。


 厚生労働大臣の指定を受けて始動した当センターは、自殺対策の実務と調査研究を強力に推進していくことが求められています。センター長として、この使命を達成するために尽力していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。